myAshisutoでは、実際に手を動かすことを通して学びます。私たちは現在、パートナーのUP Electromodsがスポーツバイク中に記録したデータを使ってデモを作っています。このブログシリーズでは、その過程での学びをシェアしていきたいと思います!

まずは、GarminのフィットネスデータをInsta360の動画にオーバーレイすることに取り組んでいます。複数のデバイスからのデータストリームを統合したことから学んだことを紹介します。 

 

学んだこと

  1. データ変換における計算上の課題
    大容量の動画ファイルを扱う場合、データの転送と処理には骨の折れるほど時間がかかること。(2時間分のGarminのデータに写真シーケンスをレンダリングするのに7時間も…!)効率を上げるには、これらのワークフローを合理化することが不可欠。

  2. ファイルの開始時刻のずれ
    フィットネストラッカーとカメラが同時に録画を開始することはほとんどなく、同期は一筋縄ではいかないこと。

  3. アンカーポイントの重要性
    GPSデータとタイムスタンプは、ストリームを同期するための信頼できるアンカー。タイムゾーンのオフセットやデバイス固有のクセなどには注意が必要。

  4. 動画全体ではなく、重要な瞬間のみを知りたい
    動画でコンテンツを作成する際など、全ての瞬間が注目に値するわけではない。興味を示した瞬間などをピンポイントで捉えることができるのなら、映像の1秒1秒に目を通して精査したくはない。興味の点に焦点を当てることで、時間とリソースを節約し、より良いユーザー体験を作り出す。

 

次のステップとしては、最初に重要な瞬間を特定し、特定した瞬間のみに動画に指標を重ねようと思います(ビデオ全体に指標を重ねて後でトリミングするのではなく)。また、同期の難しさは既存の問題ないので、時間やGPSに基づくマッチングなどの確立された手法を調べてみようと思います。

ブログを通して私たちの挑戦や学びをこれから紹介していきたいと思います。潜在的なユーザーや業界の専門家からフィードバックを収集することで、新しいアイデアを発見し、ソリューション開発の改善改良に役立てられれば嬉しいです。コメント・シェアお待ちしております!